肌が赤くなってしまう原因は?
肌が赤くなってしまう、いわゆる赤みとはいったいどういうものなのでしょうか?
端的に書いてしまいますと、肌の赤みの正体は血液です。
血液が皮膚の表層部分を通して見えることで、赤くなっているように見えるのが肌の赤みの正体です。
血管と言うのは人間の身体をくまなく走っているものですが、すべてを1本に繋げると、9万qの長さになると言われています。
9万qとは、解りやすく言うと地球を2周して4分の1も回れるくらいの長さであるので、いかに人間の身体に細かく張り巡らされているか解るというものです。
血管は自律神経によって、拡張したり収縮したりして血流の量や速度を調整しており、血液に含まれる赤血球の色素によって赤く見えます。
血液の働きとしては、栄養や酸素、体温といったものを体中に運ぶのと同時に、体内各所で出た老廃物を持ち去っていきます。
酸素が多く含まれている時に血液は赤く見え、酸素が薄くなると黒みがかってきます。
自分の手首などを見るとわかりますが青く見える血管が走っていますが、これらは静脈であり、酸素を渡し終えた血液であることから青く見えます。